モチベーションには、様々な環境・状況によって変化すると考えられますが、どのような働き方を望むのかということは価値観にも関わるものであり、職務で実績を上げる際の重要な要因であると考えられます。

CUBICモチベーション診断(採用版)では、仕事をする上でなにを重視するか(理想)を、下記8つの因子で表しています。

A 専門志向  [仕事そのものに関心が高く。専門的色彩が高い] 理想が高い場合⇒専門家になりたい。その道の第一人者を目指したいと考える。職務内容が専門的であること、あるいは専門性を求められることにやる気を見出す。
B 自己表現  [自分なりの考えを提案し、職務に活かしていく]
理想が高い場合⇒自分なりの企画を提案し、それを実現させていきたい。新しいプロジェクトなどで、自由な発送が求められる場面ほど、やる気が出てくる。
C 自立志向  [他人に頼ることなく一人で行動を起こしていく]
理想が高い場合⇒他からの助けは必要なく、自分ひとりで何事もやりたい。自分ひとりで好きなように振る舞える、あるいは主導権を持てる環境がやる気を促す。
D 人間関係  [仲間との関係を大切にし、協調しながら取り組む]
理想が高い場合⇒コミュニケーションの良さが大切であり、仕事をしながらも気配りするように気をつけている。協力し合い、仲良くできる環境がやる気のバックボーンである。
E 管理思考  [的確な指示や命令を与え、組織を統制していく]
理想が高い場合⇒仕事の内容や仕組みを総合的に把握し、周囲をうまく動員して進めたいと考える。管理者を任されることで、意欲が向上する。
F 安定志向  [変化を好まず安定した組織や生活保障を求める]
理想が高い場合⇒経済面やキャリア保障を求める気持ちが強い。長く安定して勤め続けることを理想とする。
G 評価思考  [周囲からの期待に応え、より高い評価を求める]
理想が高い場合⇒他者からも認められ、評価されるために努力する。期待されればされるほど、意欲が湧く。
H 公私充実  [私生活を充実させることで仕事の意欲を高める]
理想が高い場合⇒プライベートな時間を大切にし、充実した私生活を送ることで、仕事にも針が出てくると考える。ワークライフバランスの充実