職場にはさまざまなストレスがあります。CUBICストレス耐性バージョンではストレスを5つに分類し、受験者がどんなストレスにどのくらい耐性を持っているかについて表します。指数が高いほどそのストレスに対して耐性がある、つまりへこたれずに対応できるということを示し、逆に指数が低い場合はそうした職場環境では実力を発揮しきれない可能性が増すと考えられます。

 

対人ストレス耐性

人とのコミュニケーションで生じるストレスに対する耐性
この耐性が低い人は人と接することにストレスを感じやすいといえます。職場での共同作業は価値観や作業ペースの異なる人と行うものです。対人ストレス耐性の高い人であれば意見のすり合わせもスムーズで、他人との折衝を楽しみながら仕事や作業を進めることができますが、低い人には神経をすり減らすものになります。協調性や親和欲求などコミュニケーションに関する因子を参考にストレス耐性を算出しています。

 

目標ストレス耐性

難しい目標や課題に直面した時に生じるストレスに対する耐性

この耐性が低い人は難しい加害に身構えるほうで、新しいことや困難な目標を好みません。競争心に乏しく、できるだけ無難に済ませようと考える傾向があります。この体制が高いと意欲的で活発な動きが期待でき、自ら高い水準を目指します。この目標ストレス体制は、自分の力をどれだけ信じられるか、気持ちがなえずにいられるかなども見ています。

 

繁忙ストレス耐性

忙しいこと、時間や手間がかかりそうなことに対するストレスへの耐性

この耐性が低い人は煩雑さから逃れたい気持ちが強く、忙しい日々が続くと参ってしまうことも考えられます。耐性が高ければ、忙しさを楽しみ、意欲的にこなすことができるでしょう。精神面の強さや責任感の有無はもちろん、根気強く続けていられるかということも見極めポイントとなります。

 

拘束ストレス耐性

組織の決まりや職務上の制約で行動を制限されるときに感じるストレスへの耐性

経営理念や基本方針、職場の取り決めや役割分担など、組織である以上何かしらの決まりごとがあります。この耐性が低い人は決まりや慣習に従うことに抵抗感が強く、自由意志を認められるほうがヤル気になります。耐性が高い人はやってよい範囲が決まっていることに安堵し、その中で力を発揮します。自立心やプライド、あるいは従順性が関係します。

 

総合ストレス耐性

ストレス全般に対する耐性

この耐性が低い人は困った場面やつらい仕事が続くとくじけやすく、最後までやり通すことが困難になります。耐性が高い人ほど多少のつらさは気にならないといえるでしょう。自分自身を信じられるか、いかなる場面でも気持ちの安定を保てるかなどで総合ストレス耐性を算出しています。

 

以下は、同じ受験者の回答をもとに、ストレス耐性バージョンと通常バージョンの帳票サンプルをそれぞれ掲載しています。比較しながらご覧ください。

 

現有社員適性検査でもストレス耐性バージョンでご提供することができます。

(社員フィードバック用の自己分析シートは通常バージョンと同じものとなります。)

 

 

ストレス耐性バージョンは通常バージョン価格+500円(消費税別)/人となります。